山善の電気ケトルEGL-C1281とEKG-C801の違いを比較してみました。この2機種はよく似た電気ケトルですが、比べてみると沸騰時間や本体カラーなど5つの違いがあることに気付きました。
ここではEGL-C1281とEKG-C801の5つの違いの外、価格の違いやどちらがおすすめなのかについても解説しています。
▼素早く沸騰!EGL-C1281
▼コスパの良いEKG-C801
▼旧モデルとの比較
山善の大人気電気ケトルEGL-C1281とEGL-C1280の違いを比較してみました。EGL-C1281はEGL-C1280の後継モデルとして登場した電気ケトルですが、比べてみると3つの変化があることがわかります。 ここ …
EGL-C1281とEKG-C801の5つの違いとは
EGL-C1281とEKG-C801の違いを調べると、細かい部分まで含めて以下の5つの違いがあります。
- 沸騰時間の目安
- カラーバリエーション
- 安全装置の種類
- サイズと重量
- 電源コードの長さ
それでは1つずつ順番に見ていきましょう。
沸騰時間の目安
EGL-C1281とEKG-C801の違いで最も重要なのは、沸騰時間の違いです。EGL-C1281は1200Wのハイパワーで加熱するので、800mlの場合で約4分30秒で沸騰します。一方、EKG-C801の沸騰時間の目安は1000Wで約5分となっています。
もちろん、実際に沸騰させるまでに掛かる時間は気温や水温、水量によって異なります。それでもEGL-C1281の方が早く沸騰させられる点は変わりません。
ちなみにEGL-C1281とEKG-C801はどちらも50~100℃の間の自由な温度に設定することが可能です。1℃単位で調整できるので以下のような幅広い用途に使用できます。
- 白湯を作りたい
- 野菜を洗うためのお湯を作りたい
- 飲み物に合わせた温度のお湯がすぐに欲しい
カラーバリエーション
EGL-C1281とEKG-C801の違いで分かりやすいのはカラーバリエーションです。EGL-C1281とEKG-C801のカラーはブラックとホワイトは共通ですが、それ以外はそれぞれの機種の専用カラーとなっています。
- EGL-C1281 ⇒ グレージュ、ホワイトシルバー、ブラックブロンズ、セラドン(青磁色)
- EKG-C801 ⇒ カッパー、ブラック、ホワイト
EKG-C801はシンプルなカラーリングが多いですが、EGL-C1281はキッチンだけでなくリビングなどにも馴染みやすい、柔らかい雰囲気のカラーも用意されています。
安全装置の種類
EGL-C1281とEKG-C801では安全装置の種類にも違いがあります。EGL-C1281は温度ヒューズのみとなっていますが、EKG-C801は電流ヒューズと温度ヒューズの2種類が組み込まれています。
温度ヒューズは加熱する電化製品によく使用されるもので、加熱のし過ぎによる事故を防ぎます。電流ヒューズは意図しない過電流から機器を保護するのが主目的です。
普通に電気ケトルを使用する分には特に気にする必要はありませんが、気になる人はチェックしておくと良いでしょう。
サイズと重量
山善の電気ケトルEGL-C1281とEKG-C801にはサイズと重量にも若干の違いがあります。具体的には以下の通りです。
- EGL-C1281 ⇒ 幅28.5×奥行18×高さ22.5cm/900g
- EKG-C801 ⇒ 幅28.5×奥行19×高さ24cm/980g
これを見て分かる通り、EGL-C1281の方が一回り小さく軽量です。とは言っても大した違いではないため、実用上で実感できるほどの差ではないでしょう。ぴったり収納したい方以外は気にするほどではありません。
電源コードの長さ
EGL-C1281とEKG-C801は電源コードの長さも違います。
- EGL-C1281 ⇒ 0.7m
- EKG-C801 ⇒ 0.9m
このように、EKG-C801の方が20cm程電源コードが長くなっています。電源コードが長いということは、それだけ電気ケトルの配置の自由度が上がるので、コンセントから少し遠目の場所で使いたい方は注意が必要です。
▼グレージュやセラドンもあるEGL-C1281
▼カッパーもあるEKG-C801
EGL-C1281とEKG-C801のスペック・機能一覧
最後にEGL-C1281とEKG-C801の基本的なスペックと機能を一覧にしてみました。
型番 | EGL-C1281 | EKG-C801 |
---|---|---|
サイズ | 幅28.5×奥行18×高さ22.5cm | 幅28.5×奥行19×高さ24cm |
重量 | 900g | 980g |
カラー | グレージュ、ホワイトシルバー、ブラックブロンズ、セラドン(青磁色) | カッパー、ブラック、ホワイト |
電源 | AC100V(50/60Hz) | |
消費電力 | 1200W | 1000W |
電源コード長さ | 0.7m | 0.9m |
容量 | 800ml(0.8L) | |
温度設定範囲 | 50-100℃ ※1度単位で設定が可能 | |
沸騰時間の目安 | 300mLの場合:約2分 800mLの場合:約4分30秒 (室温25℃、水温25℃の場合) | 約5分(室温25℃、水温25℃、水量800mLの場合) |
安全装置 | 温度ヒューズ | 電流ヒューズ、温度ヒューズ |
機能 | オートオフ機能 保温機能 空焚き防止機能 メモリー機能 | |
表示方法 | デジタル表示 | |
メーカー保証 | 1年 |
山善の電気ケトルの価格を比較
山善の電気ケトルEGL-C1281とEKG-C801の価格の違いを、大手通販サイトで調査してみました。なお、ここでの値段は記事執筆時点(2023/09/26)のものとなります。
EGL-C1281とEKG-C801の最新価格が知りたい方は、各通販サイトの商品ページへアクセスしてご確認ください。
EGL-C1281の価格を比較
EGL-C1281の価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 8,980円~
- Amazon ⇒ 8,980円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 8,980円~
(2023/9/26時点)
山善の電気ケトルEGL-C1281の価格を大手通販サイトで比較した結果、どのサイトでも価格が全く変わらないということがわかりました。
価格は選ぶ基準にはならないため、普段から使い慣れているサイトやポイントなどで選んでも良さそうです。
▼EGL-C1281の最新価格をチェック
EKG-C801の価格を比較
EKG-C801の価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 7,980円~
- Amazon ⇒ 6,980円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 7,675円~
(2023/9/26時点)
単純にEKG-C801の価格を比較すると、Amazonが最も安いという結果になりました。
EKG-C801そのものの値段のみで購入する通販サイトを選ぶならAmazonがおすすめです。
▼EKG-C801の最新価格をチェック
価格の比較結果一覧
EGL-C1281とEKG-C801の価格を比較するとEKG-C801の方が安いということがわかります。山善の電気ケトルを価格で選ぶならEKG-C801の方が有利でしょう。
EGL-C1281とEKG-C801の現時点の値段を一覧にすると以下の通りです。
型番 | EGL-C1281 | EKG-C801 |
---|---|---|
楽天 | 8,980円~ | 7,980円~ |
Amazon | 8,980円~ | 6,980円~ |
Yahoo!ショッピング | 8,980円~ | 7,675円~ |
EGL-C1281とEKG-C801はどっちがおすすめ?
山善の電気ケトルEGL-C1281とEKG-C801のどちらがおすすめなのかは、使用する状況や求める条件によって異なります。EGL-C1281とEKG-C801の違いをまとめると以下のようになります。
型番 | EGL-C1281 | EKG-C801 |
---|---|---|
消費電力 | 1200W | 1000W |
沸騰時間の目安 | 300mLの場合:約2分 800mLの場合:約4分30秒 (室温25℃、水温25℃の場合) | 約5分(室温25℃、水温25℃、水量800mLの場合) |
カラー | グレージュ、ホワイトシルバー、ブラックブロンズ、セラドン(青磁色) | カッパー、ブラック、ホワイト |
安全装置 | 温度ヒューズ | 電流ヒューズ、温度ヒューズ |
サイズ | 幅28.5×奥行18×高さ22.5cm | 幅28.5×奥行19×高さ24cm |
重量 | 900g | 980g |
電源コードの長さ | 0.7m | 0.9m |
最安値 | 8,980円~ | 6,980円~ |
これらを踏まえて、どのような方にEGL-C1281とEKG-C801のどちらがおすすめなのか、それぞれ解説します。
EGL-C1281がおすすめな人
- 素早くお湯を沸かしたい
- 柔らかな雰囲気の色合いが好み
- 少しでもコンパクトな方が良い
- 少しでも軽いほうが良い
EGL-C1281の魅力は何と言っても1200Wのハイパワーによるスピード加熱です。EKG-C801より素早く沸騰させることができるので、特に時間に余裕のない朝は便利です。
また、EGL-C1281はブラックやホワイトといった定番色の他に、グレージュやセラドン(青磁色)といった柔らかなカラーリングでも展開。リビングなどの生活空間にもよく馴染みます。
容量は同じなのに若干軽量でコンパクトな点も地味に嬉しい方もいるでしょう。
EGL-C1281は手早くお湯を沸かして使いたい方におすすめです。
▼沸騰時間が短いEGL-C1281
EKG-C801がおすすめな人
- 省電力の方が良い
- シックな色合いが好み
- コンセントから遠めの位置で使いたい
- 価格が安い方が良い
EKG-C801はEGL-C1281と比べてパワーに劣るため、沸騰させるのにやや時間が掛かります。ただ、その分消費電力も少なく、多少時間がかかる点を見込んでも省電力です。電気代を少しでも安く抑えたい方には嬉しいポイントでしょう。
また、EKG-C801のカラーバリエーションはブラック、ホワイト、カッパーとベーシックなカラーリングとなっています。
電源コードはEKG-C801の方が20cmほど長くなっています。コンセントから少し離れた位置で電気ケトルを使いたい方は、こちらがおすすめです。
価格自体も安く手に入れやすいため、EKG-C801はコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
▼価格が控えめなEKG-C801
EGL-C1281とEKG-C801の違いまとめ
山善の電気ケトルEGL-C1281とEKG-C801の違いは5つありますが、その中でも最も重要なのは沸騰するまでに掛かる時間の違いでしょう。EGL-C1281の方が早くお湯を沸かすことができますが、EKG-C801には価格が安いというメリットがあります。
まとめると、
- EGL-C1281 ⇒ ハイパワーな電気ケトルを探している方におすすめ!
- EKG-C801 ⇒ コスパの良い電気ケトルを探している方におすすめ!
となります。
価格は常に変動しているので、EGL-C1281とEKG-C801の購入を検討している場合は、まずそれぞれの商品ページで最新価格をチェックしましょう。
▼ハイパワーなEGL-C1281
▼コスパ優先のEKG-C801