パナソニックのヘアドライヤーイオニティシリーズから、今回はEH-NE4EとEH-NE5Eの違いを中心に紹介していきます。比較的低価格帯のヘアドライヤーの中でも特に人気の高いイオニティシリーズ。EH-NE4EとEH-NE5Eはどちらも大風量・速乾タイプとなっていますが、違いはどこにあるのでしょうか?
結論から言ってしまえば最も大きなEH-NE4EとEH-NE5Eの違いは「風量」です!
ここからはEH-NE4EとEH-NE5Eの違いについてもっと掘り下げて解説します。
EH-NE4EとEH-NE5Eの違いを比較した結果
EH-NE4EとEH-NE5Eの違いを簡単にまとめると以下の5つです。
- 風量
- 温風温度
- 重量・サイズ
- カラーバリエーション
- 価格
最も大きなEH-NE4EとEH-NE5Eの違いは風量ですが、それ以外の細かいポイントについても詳しく解説していきます。
風量の違い
型番 | 風量 |
---|---|
EH-NE4E | 1.6㎥/分 |
EH-NE5E | 1.9㎥/分 |
このように、EH-NE4EよりもEH-NE5Eの風量が18.75%強力です。これがEH-NE4EとEH-NE5Eの違いの中でも特に大きなポイントでしょう。
大風量でドライできればそれだけ早く髪を乾かせるので時短になります。暑い時期などは汗だくになりながらドライヤーを掛けているという方も多いかもしれません。そんな不快な時間が短縮できるのは重宝します。
ただ、実はEH-NE4Eの1.6㎥/分という数字も実は結構な大風量。現在一般的なヘアドライヤーを使用している方なら、EH-NE4Eの方でも風量に不満を感じることはあまりないでしょう。
温風温度の違い
型番 | TURBO | DRY |
---|---|---|
EH-NE4E | 約80℃ | 約100℃ |
EH-NE5E | 約85℃ | 約105℃ |
EH-NE4EとEH-NE5Eの温風温度を比較すると、EH-NE5Eの方が高温の風となることが分かります。わずか5℃とは言え、EH-NE5Eの方が風量も大きい点を考えると、より早く乾かせるタイプということになります。
EH-NE4Eと比べればEH-NE5Eの方が高温となりますが、ヘアドライヤーの中には更に温度の高い風を出すタイプもあるので過度に心配する必要はありません。髪のキューティクルを傷めるほどの高温ではないので大丈夫です。
重量・サイズの違い
型番 | 本体寸法 (高さ×幅×奥行) |
本体重量 |
---|---|---|
EH-NE4E | 21.1×19.6×7.9 cm | 485g |
EH-NE5E | 21.5×20.8×8.9 cm | 475g |
EH-NE4EとEH-NE5Eのサイズを比較すると若干EH-NE4Eの方がコンパクトで、重量は10gだけEH-NE5Eの方が軽量となっています。あまり大きな違いではありませんが、これもEH-NE4EとEH-NE5Eの違いの一つと言えるでしょう。
どちらも500mlのペットボトルよりも軽いのでドライヤーの中では軽いタイプになります。重いドライヤーは思っている以上に疲れますよね?小型軽量なEH-NE4EとEH-NE5Eは女性でも扱いやすいサイズと重量に抑えられています。
また、軽くて小さめということは持ち運びしやすいという意味でもあります。EH-NE4EとEH-NE5Eはスポーツジムや旅行先などに手軽に持っていける安価なドライヤーとして購入する人も多いです。
カラーバリエーションの違い
型番 | 色 |
---|---|
EH-NE4E | ピンク ピンクゴールド ブラウン |
EH-NE5E | ピンク 青 ゴールド |
EH-NE4EとEH-NE5Eはカラバリも少し違います。EH-NE4EとEH-NE5Eはどちらも優秀なヘアドライヤーなのでデザインや色の好みで選ぶというのも一つの選択肢です。
EH-NE4EとEH-NE5Eの値段・価格の違い
EH-NE4EとEH-NE5Eを大手通販サイトで購入する場合の値段や価格についても調べてみました。なお、以下の価格は全て2022/10/17時点での値段となります。
▼EH-NE4Eの値段
- 楽天 ⇒ 3,033円~
- Amazon ⇒ 2,436円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 3,487円~
▼EH-NE5Eの値段
- 楽天 ⇒ 3,350円~
- Amazon ⇒ 3,150円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 4,326円~
EH-NE5Eは現在は生産終了となっているモデルなので、今から購入しようと思うとやや高めになる傾向にあります。EH-NE4EとEH-NE5Eを値段だけで比較して選ぶなら、現行機種のEH-NE4Eの方が有利という結果に。
ちなみにEH-NE5Eの後継機種としてはEH-NE5Gが発売されており、今から購入を検討するならこちらがおすすめです。
▼EH-NE5Gの値段
- 楽天 ⇒ 3,175円~
- Amazon ⇒ 3,027円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 4,198円~
- 風量・温風温度はEH-NE5Eの方が強力!
- EH-NE4Eの方が若干小型
- EH-NE5Eの方が10g軽い
- ピンクは共通だが他2色のカラバリが違う
- EH-NE4Eの方が価格は抑えめ
- EH-NE5Eは生産終了していてEH-NE5Gが後継機種
イオニティ EH-NE4EとEH-NE5Eの共通機能
次はイオニティシリーズのEH-NE4EとEH-NE5Eに共通する特徴について解説していきます。2機種の共通機能を簡単にまとめれば、速乾ノズルとマイナスイオンの2つのポイントになります。
速乾ノズルで時短ドライ
EH-NE4EとEH-NE5Eはどちらも取外し可能な速乾ノズルが搭載されています。
髪が濡れると束になって乾かしにくいですよね?イオニティシリーズの速乾ノズルは、風の吹出口が独自の構造になっていて、強い風と弱い風を同時に吹き出してくれます。これにより、濡れた毛束をほぐしてより大きな面積に風を当てることでドライ時間の短縮を実現しています。
必死に手で毛束をほぐしながら風を当てたり、ドライヤーを何度も動かしたりすることなく髪をスピーディに乾かせるのでとっても楽チンです。
外付けタイプのマイナスイオン噴出孔
EH-NE4EとEH-NE5Eはどちらもマイナスイオンで髪を保護してくれるタイプのヘアドライヤー。特徴的なのは、マイナスイオンの噴出口と風の吹出口が外付けされている点です。
ドライヤーの熱風はキューティクルのダメージの原因となりやすいですが、マイナスイオンが熱から髪を守ってくれます。EH-NE4EとEH-NE5Eの場合は温風の吹き出すノズルの上部にマイナスイオンの吹出口が独立して設置されています。2箇所から温風とマイナスイオンを放出することで効率よくマイナスイオンを髪全体に送り届けてくれます。
マイナスイオンに含まれる水分が、ドライヤーの熱風でキューティクルが開くのを防いでくれるのでさらさらの髪に仕上がります。
パナソニックのイオニティシリーズはどんな人におすすめ?
EH-NE4EやEH-NE5Eを含むパナソニックのヘアドライヤーイオニティシリーズは、シンプルな機能が特徴です。そのため、一つで様々なケアができる多機能なヘアドライヤーをお探しの方にはイオニティシリーズはおすすめできません。
一方で大風量で素早く髪を乾かしたい方、コスパを重視したい方にはおすすめです。UVケアや保湿は不要で、最低限の機能を備えつつスピーディに髪を乾かしたい方に最適なのがこのイオニティシリーズです。3種類の風から選ぶだけのシンプルな操作で使えるお手頃価格のヘアドライヤーとして人気。
EH-NE4EやEH-NE5Eがおすすめな人
イオニティシリーズがおすすめな方の中でも、特にEH-NE4EやEH-NE5Eの違いを比較しながらどちらが向いているのかについても紹介していきます。
- 安価な大風量のドライヤーを探している
- 持ち運びしやすい方が良い
EH-NE4EはEH-NE5Eと比較すると風量が弱めで、価格も低い傾向にあります。EH-NE5Eよりは弱いと言ってもEH-NE4Eも風量の強めのドライヤーです。安めでコスパに優れたドライヤーをお探しの方にはEH-NE4Eをお勧めします。
また、若干EH-NE4Eの方が小さめなので、旅行などに持っていく予定のある方にもおすすめ!
- 風量の強さを重視している
- 髪を乾かす時間をできるだけ短縮したい
- 少しでも軽い方が良い
EH-NE5Eは何と言っても風量の強さが一番の特徴です。EH-NE4Eよりも大風量で温風温度も高いため、よりスピーディに髪を乾かしたい方にはEH-NE5Eがおすすめです。
また、EH-NE5EはEH-NE4Eよりも10g軽くなっています。僅かな差でも軽さにこだわりたい方もEH-NE5Eを選ぶと良いでしょう。
EH-NE4EとEH-NE5Eのスペック比較
EH-NE4EとEH-NE5Eの仕様やスペックをまとめて比較すると以下のようになります。
型番 |
EH-NE4E |
EH-NE5E |
---|---|---|
電源方式 | 交流式 | 交流式 |
温風温度 | 約80℃(ターボ時) 約100℃(ドライ時) |
約85 ℃(ターボ時) 約105 ℃(ドライ時) |
風量 | 1.6㎥/分(ノズル装着なしの時・ターボ時) | 1.9㎥/分(ノズル装着なしの時・ターボ時) |
電源コード長さ | 約1.7m | 約1.7m |
本体寸法 | 高さ21.1×幅19.6×奥行7.9cm | 高さ21.5×幅20.8×奥行8.9 cm |
質量 | 約485g | 約475g |
機能 | 外付けマイナスイオン 速乾ノズル |
マイナスイオン(外吹出し) 速乾ノズル |
電源 | AC100V 50-60Hz | AC100V 50-60Hz |
消費電力 | 1200W | 1200W |
生産国 | タイ | タイ |
パッケージ寸法 | 高さ26×幅13.5×奥行13.5cm | 高さ25.6×幅13.9×奥行12.2 cm |
色 | ピンク調 ピンクゴールド調 ブラウン調 |
ピンク調 青調 ゴールド調 |
引用:
ヘアードライヤー イオニティ EH-NE4E 商品概要 | ヘアーケア | Panasonic
ヘアードライヤー イオニティ EH-NE5E 商品概要 | ヘアーケア | Panasonic
こうしてEH-NE4EとEH-NE5Eの違いを比較してみると、大きな違いは風量と温風温度でしょう。他にも違いはありますが、風量ほどの差のある項目はありません。見た目やカラーについてはこだわりがある人には見逃せないかもしれません。
EH-NE4EとEH-NE5Eの口コミ・評判は?
ここではEH-NE4EとEH-NE5Eの口コミや評判の中から一部を抜粋して紹介しています。実際にイオニティシリーズを購入した方はどのような点に満足、あるいは不満を持っているのでしょうか?
良い口コミも悪い口コミも両方紹介しています。
EH-NE4Eの口コミ・評判
皆さんのレビュー通り、風圧弱めで 熱量も低めですが全く駄目というほどではない。かえって男性には良いかと思います。マイナスイオン部が外付けなので効きも良く感じます。 前の機種では、ある程度乾いたら髪が痛まないよう冷風のターボモードを使うようにしてたのですが本機はターボは温風時のみでした。 あと置くときに壁掛けフックがジャマして座りが悪いので横置きか壁に掛けるしかないのもマイナスポイントです。
EH-NE4Eの悪い口コミでよく見るのは風量が弱いという意見です。大風量・速乾タイプを期待で購入する方が多い分、思ったほどでもなかったという方が多いのだと思われます。風量を重視したい方はより大風量のEH-NE5Eを選ぶと良いでしょう。
以前も同じタイプを使っていて、壊れたので、リピ購入になります! 家庭で使う分には十分すぎなくらい活躍してます♪ 同じくらいの値段のノーブランドドライヤーだと髪パサパサになるけど、これは大丈夫です! 旅行先には、大きさ的には持っていかないかな… この値段では大満足です♪
この価格帯のドライヤーの中では大風量で、外付けマイナスイオンの効果で髪への負担も減らしてくれるのがEH-NE4Eの特徴。コスパの良い速乾ドライヤーをお探しの方から高い評価を得ています。
EH-NE5Eの口コミ・評判
ターボで使用するとヒーターの温度が下がる(ターボ時85℃、ドライ時105℃)ため、室温が低い冬は寒くて使えない。 逆に室温が高い夏では風量が多いうえにヒーター温度も下がるので、快適に使えると思われる(夏ではまだ未使用のため想像) 冬は凍えるので短時間で髪を乾かしたいとの目的で、風量の多い本商品を選択肢に加えるのはやめた方がいいと思います。 家電量販店の展示品を試してみる場合は、室温が快適な状態であることと、髪の毛が濡れていないことを考慮しておく必要がありますね。
EH-NE5Eの悪い口コミを見ていると、風の温度が低くて冬は寒いという声もよく見かけます。特にターボモードはヒーターの温度が下がり、風量が増すので寒く感じやすいようです。寒いのが苦手な方は暖かい部屋で使うか、冬は別のドライヤーを使用するのも良いかもしれません。
10年程前に1万円位で購入したナノイードライヤーが壊れ、こちらを購入しました。 もっと早く購入すれば良かったです。 色々と進化してるんですね〜! 軽いし、風も強いし、音も静か(分かりにくいですが、以前のものは低音でゴーッという感じでしたが、これはやや高音で鼻毛カッターの様な高さの音がします)です。 脇くらいの長さのセミロングですが、完全に髪が乾くまでの時間が13分くらいから8分くらいになったと思います。 温度ですが、レビューに温風の温度が低すぎるとあり、心配しましたが、24度前後の室温で使用する分には十分で、冷たいとは感じませんでした。 以前のドライヤーは、温風、冷風、頭皮を労る温度の3段階設定で、温風ではやや熱すぎ、頭皮を労る温度だとやや低くて乾くのに時間がかかるという状態でしたが、こちらの商品の温風は正にその中間で熱すぎず、でも乾くのに時間がかからないという温度に設定してあると思います。 買って良かったです!
軽くて大風量で使いやすく、髪を乾かす時間が短くて済むようになったと喜んでいる方の声も多く寄せられています。余計な機能のないシンプルで大風量のドライヤーをお探しの方におすすめです。
EH-NE4EとEH-NE5Eの違いまとめ
パナソニックのイオニティシリーズEH-NE4EとEH-NE5Eの違いをまとめると、
- 風量・温風温度はEH-NE5Eの方が強力!
- EH-NE4Eの方が若干小型
- EH-NE5Eの方が10g軽い
- ピンクは共通だが他2色のカラバリが違う
- EH-NE4Eの方が価格は抑えめ
となります。
EH-NE4EもEH-NE5Eもコスパに優れた大風量の速乾ドライヤー。安価でシンプルな使い心地のドライヤーをお探しの方で、風量の強さや速乾性を重視する方にお勧めしたいシリーズです。重さもペットボトルの飲み物未満で、女性やお子様でも扱いやすいのもポイント。
コスパで選ぶならEH-NE4E、大風量にこだわりたいならEH-NE5Eがおすすめです。EH-NE5Eは生産終了しているので、今から購入する予定なら後継機種のEH-NE5Gを選ぶという選択肢もあります。
外付けマイナスイオンでキューティクルを保護してくれるパナソニックのイオニティシリーズは、手頃な価格でサラサラに仕上がる優秀なヘアドライヤー。EH-NE4EとEH-NE5Eの最大の違いは「風量」なので、どちらかを選ぶなら風量で決めると良いでしょう。
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