Panasonic(パナソニック)のラムダッシュ3枚刃シリーズの中でも、コストパフォーマンスに優れたベーシックモデルのメンズシェーバーは特に人気です。今回はそんなラムダッシュ3枚刃シリーズの中から、ベーシックモデルのES-LT2CとES-LT2Qの違いを比較してみました。
ES-LT2CとES-LT2Qの5つの違いの他、価格の違いやどちらがおすすめなのか、特長についても紹介しています。
▼お風呂でも使えるES-LT2C
▼充電しながら使えるES-LT2Q
ES-LT2CとES-LT2Qの5つの違いとは
ES-LT2CとES-LT2Qはどちらもラムダッシュ3枚刃シリーズのベーシックモデルで、シェーバーとしてのスペックや機能には共通する部分も多いです。
ちなみにES-LT2CはES-LT2Bの、ES-LT2QはES-LT2Pの後継機という位置づけです。
そんなES-LT2CとES-LT2Qの違いは、具体的には以下の5つです。
- 充電しながら使用できるか
- お風呂剃りに対応しているか
- 音波洗浄モード
- 泡メイキングモード
- 本体カラー
それでは1つずつ順番に解説していきます。
充電しながら使用できるか
ES-LT2CとES-LT2Qの最初の違いは、充電中に使えるかどうかです。ES-LT2Cは充電中に使用することができないのに対し、ES-LT2Qは充電しながら使用できます。
もし使用中にバッテリーが切れてストレスを感じたくない、またはシェービング中に電力が減少するのを防ぎたい場合は、充電しながら使用可能なES-LT2Qをおすすめします。
お風呂剃りに対応しているか
ES-LT2CとES-LT2Qの2つ目の違いは、お風呂でのウェットシェービングへの対応です。ES-LT2Cはお風呂でのウェットシェービングに適していますが、ES-LT2Qはお風呂でのウェットシェービングには利用できません。
ウェットシェービングはドライシェービングに比べて肌に対する負担が軽減される利点があります。肌への負担を気にされる方には、ウェットシェービングに適したES-LT2Cをお勧めいたします。
音波洗浄モード
ES-LT2CとES-LT2Qの違いの一つに、音波洗浄モードの有無が挙げられます。ES-LT2Cには音波洗浄モードは備わっていませんが、ES-LT2Qには音波洗浄モードが搭載されています。
刃の洗浄を手軽に行いたい方には、音波洗浄モードを備えたES-LT2Qがおすすめです。
泡メイキングモード
ES-LT2CとES-LT2Qの4番目の違いに、泡メイキングモードの有無があります。ES-LT2Cには泡メイキングモードが装備されていますが、ES-LT2Qには備わっていません。
泡メイキングモードは洗顔料やボディソープを泡立てる機能で、肌に優しくシェービングできる便利な機能です。
本体カラー
本体のカラーバリエーションもES-LT2CとES-LT2Qの違いの一つとなります。ES-LT2Cは黒と白の2色が提供されていますが、ES-LT2Qは茶色のバリエーションのみが販売されています。
リビングや洗面所との色のバランスにこだわる方などにとっては重要な要素でしょう。
▼ウェット剃り対応のES-LT2C
▼音波洗浄モード搭載のES-LT2Q
2機種の価格を比較
ここではES-LT2CとES-LT2Qの価格の違いを、大手通販サイトを中心に調査してみました。なお、値段については記事執筆時点(2023/09/21)でのものとなります。
ES-LT2CとES-LT2Qの最新価格を知りたい方は、各商品ページへアクセスしてご確認ください。
ES-LT2C-K(黒)の価格を比較
ES-LT2C-Kの価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 10,166円~
- Amazon ⇒ 10,300円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 9,565円~
(2023/9/21時点)
単純にES-LT2C-Kの価格を比較すると、Yahoo!ショッピングが最も安いという結果になりました。
ES-LT2C-Kそのものの値段のみで購入する通販サイトを選ぶならYahoo!ショッピングがおすすめです。
▼ES-LT2C-K(黒)の最新価格をチェック
ES-LT2C-W(白)の価格を比較
ES-LT2C-Wの価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 9,838円~
- Amazon ⇒ 10,300円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 9,499円~
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ES-LT2Q-T(茶)の価格を比較
ES-LT2Q-Tの価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 10,030円~
- Amazon ⇒ 9,293円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 9,618円~
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価格の比較結果一覧
ES-LT2CとES-LT2Qの価格を比較した結果、現時点では値段に大きな差はないことがわかりました。ES-LT2CとES-LT2Qのどちらを購入するかで迷っている場合、機能面で選ぶのが良いでしょう。
ES-LT2CとES-LT2Qの現在の価格を一覧にすると以下のようになります。
型番 | ES-LT2C-K(黒) | ES-LT2C-W(白) | ES-LT2Q-T(茶) |
---|---|---|---|
楽天 | 10,166円~ | 9,838円~ | 10,030円~ |
Amazon | 10,300円~ | 10,300円~ | 9,293円~ |
Yahoo!ショッピング | 9,565円~ | 9,499円~ | 9,618円~ |
ES-LT2CとES-LT2Qはどっちがおすすめ?
ES-LT2CとES-LT2Qのどちらがおすすめなのかは、使用する環境やシェービングのスタイルによって異なります。ここではES-LT2CとES-LT2Qが、それぞれどのような方におすすめなのかについて解説します。
まず、ES-LT2CとES-LT2Qの違いを簡単にまとめると、以下のようになります。
型番 | ES-LT2C | ES-LT2Q |
---|---|---|
充電中の使用 | × | ○ |
お風呂剃り | ○ | × |
音波洗浄 | × | ○ |
泡メイキングモード | ○ | × |
本体カラー | 黒・白 | 茶 |
最安値 | 9,499円~ | 9,293円~ |
これらを踏まえて、ES-LT2CとES-LT2Qのどっちがおすすめなのか考えていきましょう。
ES-LT2Cがおすすめな人
- お風呂でウェット剃りをしたい
- ハンドソープなどを手早く泡立てたい
- カラーは黒か白が好み
ES-LT2CとES-LT2Qの大きな違いの一つがお風呂でのウェット剃りに対応しているかどうかです。ES-LT2Cはウェット剃り対応モデルなので、お風呂でシェービングをしたい方にはES-LT2Cがおすすめです。
ES-LT2Cは充電しながら使用することはできませんが、約1時間で充電完了しますし、1度の使用で良いなら3分間の急速充電でもOKです。
泡メイキングモードにより、ハンドソープなどを素早く泡立てることができるのもES-LT2Cの特長。肌への負担を気にする方にはES-LT2Cの方が向いています。
▼ウェット剃り対応のES-LT2C
▼旧モデルとの違いを解説
Panasonic(パナソニック)のメンズシェーバー ラムダッシュ3枚刃シリーズのES-LT2CとES-LT2Bの違いについて比較してみました。 結論から言えば、ES-LT2CとES-LT2Bに違いはありません。発売日が …
ES-LT2Qがおすすめな人
- 充電しながら使いたい
- 使用後に洗う手間を減らしたい
- カラーは茶系が好み
ES-LT2Qは充電しながら使用することもできるタイプのシェーバーです。いざ使おうと思ったら充電が切れていたり、バッテリーの残量が減ってきてパワーが落ちてくることを避けたい方にはES-LT2Qがおすすめです。
ES-LT2Qはお風呂で使用することはできませんが、洗面所などでのドライシェービング中心の方には無関係な機能です。
また、ES-LT2Qには音波洗浄モードが搭載されているため、手軽に清潔な状態をキープできます。刃の隙間のヒゲくずや皮脂汚れもしっかり落としてくれます。
▼音波洗浄モード搭載のES-LT2Q
ES-LT2CとES-LT2Qの機能と特長
ここからはES-LT2CとES-LT2Qに共通する機能や特長を紹介していきます。ES-LT2CとES-LT2Qの注目すべきポイントは、主に以下の6点です。
- 39,000回のカットアクション
- ラムダッシュAI搭載
- IPX7基準の防水設計
- 45°鋭角刃シャープトリマー
- 急速1時間充電とクイックチャージ
- 替刃は共通
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
39,000回のカットアクション
ラムダッシュ3枚刃ES-LT2CとES-LT2Qは、1枚のトリマー刃を2枚の深剃り刃が挟み込むような構造を採用しています。この3枚刃システムは、高速リニアモーターによって毎分13,000回のストロークを行い、結果として毎分約39,000回のカットを実現しています。
この3枚刃と高速リニアモーターの組み合わせにより、濃いヒゲも見逃すことなく強力にカットされます。
ラムダッシュAI搭載
ES-LT2CとES-LT2Qに組み込まれたラムダッシュAIは、自動的にヒゲの濃さを検知し適切なパワーの調整を行うシステムです。
このシステムはヒゲの薄い箇所では優しく、濃い箇所では力強く剃ることによって、肌への負担を最小限に抑えつつ美しい仕上がりを実現しています。
IPX7基準の防水設計
ラムダッシュ3枚刃ES-LT2CとES-LT2Qは、どちらもIPX7基準の防水設計をクリアしています。IPX7基準は水深1mに30分間浸水しても有害な影響を受けないことを示す基準です。
十分な防水性を備えているため、使用後は本体をまるごと水洗いできお手入れが簡単です。さらにウォータースルー洗浄にも対応しているため、外刃を外す必要もありません。
ただし、ES-LT2Qはお風呂でのウェット剃りには適していないのでご注意ください。
45°鋭角刃シャープトリマー
ES-LT2CとES-LT2Qに搭載されている45°鋭角刃シャープトリマーは、もみあげなどの事前のカットに最適です。髭を剃る際に、同時にもみあげを整えることもできます。
急速1時間充電とクイックチャージ
ES-LT2CとES-LT2Qは1時間で完全に充電することができます。充電がフルの状態から1日に約3分間使用する場合、約14日間使用できます。さらに3分クイックチャージ機能を使用すれば、3分間の急速充電で1回分の使用が可能です。
替刃は共通
ES-LT2CとES-LT2Qの替え刃はどちらも同じものを使用できます。外刃は約1年ごと、内刃は約2年ごとに交換することをおすすめします。
外刃と内刃は個別に購入することも可能ですが、セットで購入すると少しだけお得です。
▼お得なセット替刃
ES-LT2CとES-LT2Qのスペック一覧
最後にES-LT2CとES-LT2Qの機能やスペックを一覧にしてみました。
型番 | ES-LT2C | ES-LT2Q |
---|---|---|
パワーコントロール | ラムダッシュAI(センシング約216回/秒) | |
刃 | トリマー刃・深剃り刃・マルチフィットアーク刃 | |
ヘッド部 | フロート刃機構 | |
外刃 | ステンレス刃物鋼3枚刃 | |
内刃 | 30°鋭角ナノエッジ内刃 | |
シャープトリマー | ○ | |
リニアモーター駆動 | ○(約13,000ストローク/分) | |
スイッチロック | ○(電子式) | |
電圧 | AC100~240V(自動電圧切替付) | |
電源 | 充電 急速1時間充電 | |
使用日数 | フル充電し1日1回約3分間の使用で約14日間使用可能 | |
洗浄 | 本体まるごと清潔水洗い ウォータースルー洗浄 |
音波洗浄モード 本体まるごと清潔水洗い ウォータースルー洗浄 |
防水 | IPX7基準 | |
消費電力 | 約10W | |
表示 | 充電催促・表示ランプ | |
海外使用 | ○ | |
本体寸法 | 高さ15.5×幅6.4×奥行5.0cm | |
質量 | 約145g(キャップ除く) | |
カラー | 黒・白 | 茶 |
▼泡メイキングモード搭載のES-LT2C
▼充電しながら使用可能なES-LT2Q
使い終わった後の洗い方に違いはある?
ラムダッシュ 3枚刃 ES-LT2CとES-LT2Qは洗い方に違いがあります。シェーバーを安心・安全に使用し続けるためには、清潔さを保つことが大切です。以下ではES-LT2CとES-LT2Qそれぞれの洗い方について説明します。
ES-LT2Cの洗い方
まず、ES-LT2Cのシャッターを閉じて外刃を水で湿らせ、ハンドソープや専用のクリーニング液を塗布します。次にスイッチを押して数秒間洗浄運転を行います。
通常のお手入れでは、その後に外刃を取り付けたままウォータースルー洗浄を行います。汚れがひどい場合は外刃フレームを取り外し、流水で丁寧に洗浄しましょう。
最後にタオルなどで水分を拭き取り自然乾燥させます。できれば仕上げにオイルを塗布して長持ちさせましょう。
ES-LT2Qの洗い方
ES-LT2Qの洗い方の手順は基本的にES-LT2Cと同じです。ただし、ES-LT2Qは洗浄運転のかわりに音波洗浄モードを利用できます。
スイッチを長押しすると音波洗浄モードが始まり、約18秒後に自動で停止します。その後の手順はES-LT2Cと同じです。ES-LT2CとES-LT2Qは、どちらのモデルもウォータースルー洗浄に対応しています。
クリーニング液やオイルは専用の物も販売されているので、興味があったらのぞいてみてください。
▼専用シェーバークリーニング液
▼飛び散りにくいボトルタイプのオイル
▼爽やかな香りのスプレータイプのオイル
ES-LT2CとES-LT2Qの違いまとめ
ES-LT2CとES-LT2Qの違いを改めてまとめると以下のようになります。
型番 | ES-LT2C | ES-LT2Q |
---|---|---|
充電中の使用 | × | ○ |
お風呂剃り | ○ | × |
音波洗浄 | × | ○ |
泡メイキングモード | ○ | × |
本体カラー | 黒・白 | 茶 |
2機種に価格差はあまりないため、どちらかを選ぶ際には機能面の違いだけ着目すればOKです。
ES-LT2Cはお風呂でのウェット剃りがしたい方や、ハンドソープなどの泡を素早く泡立てたい方におすすめです。一方で、ES-LT2Qは充電しながらつかうことがある方や、刃をできるだけ清潔に保ちたい方におすすめです。
▼お風呂でウェット剃りできるES-LT2C
▼音波洗浄で清潔さをキープしやすいES-LT2Q