2018年3月に発売して以来、現在まで高い人気を誇るアイリスオーヤマのサーキュレーターPCF-SC15とPCF-SC15Tの違いはどこにあるのでしょうか。
結論から言ってしまえば、PCF-SC15とPCF-SC15Tの一番の違いは自動首振り機能です。
PCF-SC15とPCF-SC15Tはコンパクトながらパワフル送風を実現したサーキュレーター。夏場の暑さ対策だけでなく、空気の循環や室内干しのお供など一年を通して活躍してくれるでしょう。PCF-SC15とPCF-SC15Tの違いだけでなく、機能や特徴についても解説しています。
▼上下首振りなしのPCF-SC15はこちら▼
▼上下首振り対応のPCF-SC15Tはこちら▼
PCF-SC15とPCF-SC15Tの機能を比較!
まずはPCF-SC15とPCF-SC15Tの基本的なスペックについて比較してみましょう。主な機能や性能などについて以下にまとめてみました。
型番 | PCF-SC15 | PCF-SC15T |
---|---|---|
サイズ(㎜) | 210×210×290 | |
重量(kg) | 1.9 | 2 |
消費電力 | 36/35W(50/60Hz) (左右首振り時) |
38/36W(50/60Hz) (上下左右首振り時) |
角度調整 | 横方向(自動約90度) 縦方向(手動6段階(水平~約75度)) |
横方向(自動約90度) 縦方向(自動約72度) |
首振り機能 | 左右 | 左右・上下・上下左右 |
風量 | 5段階 | |
切タイマー | 1・2・4時間 | |
リズム風 | ○ | |
適応床面積 | 18畳 | |
付属品 | リモコン | |
コードの長さ | 約1.4m |
アイリスオーヤマ サーキュレーターPCF-SC15とPCF-SC15Tの基本機能を比較してみると、共通する部分と異なる部分がありますね。重量はPCF-SC15Tの方が若干重く、消費電力もわずかに多いです。ただ、通常の使用方法ではこれらの差は無視して良いレベルでしょう。
自動首振りに関する機能の違いがPCF-SC15とPCF-SC15Tを比較する上でのポイント。ここからは詳しく見ていきましょう。
自動首振り機能の違いとは
PCF-SC15とPCF-SC15Tの違いで最も重要なのは首振り機能です。PCF-SC15の自動首振り機能は左右方向にのみ対応しており、上下の角度は手動で調節する形になります。つまり、上下方向の角度は基本的に固定した状態で動作することになります。
一方でPCF-SC15Tの方は上下方向も自動で首を振ってくれます。上下左右に首振りする他、左右のみや上下のみに首振りする設定にもできます。上下左右に自動で首振りをしてくれるので、より立体的に空気を循環させることが可能となります。
この首振り機能の差がPCF-SC15とPCF-SC15Tの違いで最も注目すべきポイントです。
PCF-SC15とPCF-SC15Tの価格を比較!
アイリスオーヤマのサーキュレーターPCF-SC15とPCF-SC15Tの価格を、それぞれ大手通販サイトで比較してみました。なお値段は記事執筆時点(2023/08/10)のものとなります。最新価格を知りたい方は各通販サイトの商品ページへアクセスしてみてください。
PCF-SC15の価格
PCF-SC15の価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 5,480円~
- Amazon ⇒ 7,500円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 5750円~
(2023/08/10時点)
単純にPCF-SC15の価格を比較すると、楽天が最も安いという結果になりました。
PCF-SC15そのものの値段のみで購入する通販サイトを選ぶなら楽天がおすすめです。
▼PCF-SC15の最新価格をチェック▼
PCF-SC15Tの価格
PCF-SC15Tの価格を各種通販サイトで調べてみました。その結果は以下の通り。
- 楽天 ⇒ 6,680円~
- Amazon ⇒ 6,710円~
- Yahoo!ショッピング ⇒ 7,318円~
(2023/08/10時点)
単純にPCF-SC15Tの価格を比較すると、楽天が最も安いという結果になりました。
PCF-SC15Tそのものの値段のみで購入する通販サイトを選ぶなら楽天がおすすめです。
▼PCF-SC15Tの最新価格をチェック▼
PCF-SC15とPCF-SC15Tはどっちが良い?
アイリスオーヤマのサーキュレーターアイ PCF-SC15とPCF-SC15Tはどちらがおすすめなのでしょうか。ここではPCF-SC15とPCF-SC15Tが、それぞれどんな人におすすめなのかについて解説しています。
PCF-SC15がおすすめな人
PCF-SC15の方がおすすめの人は以下のような方です。
- 上下の首振りは手動で十分
- 少しでも安い方が良い
- 少しでも軽い方が良い
- 消費電力量がわずかでも少ないほうが良い
まず、個人用の扇風機として使うなど、特に上下方向の自動首振り機能を必要としない方は、価格が安い傾向にあるPCF-SC15で十分でしょう。また、わずかな差ではありますが、PCF-SC15の方がPCF-SC15Tよりも軽量で消費電力も少なくて済みます。その微妙な違いにこだわるならPCF-SC15を選んでも良いでしょう。
▼PCF-SC15の詳細はこちらから▼
PCF-SC15Tがおすすめな人
PCF-SC15Tの方がおすすめの人は以下のような方です。
- 立体的な送風で強力に空気循環をしたい
- 部屋干しのために使いたい
PCF-SC15Tは上下左右に自動で首振りしてくれるので、部屋全体の空気を強力に撹拌してくれます。特に天井の高いお部屋にお住まいの方や、室内干し中心の方にはPCF-SC15Tがおすすめです。3D送風で上から下までまんべんなく風を当ててくれるので、洗濯物が乾きやすくなります。暑さ対策の扇風機としてよりも、部屋の空気を循環させることを重視するならPCF-SC15Tがおすすめです。
▼PCF-SC15Tの詳細はこちらから▼
PCF-SC15とPCF-SC15Tの特徴
ここからはアイリスオーヤマ サーキュレーターアイ PCF-SC15とPCF-SC15Tに共通する機能や特徴について紹介していきます。PCF-SC15とPCF-SC15Tの主な特徴は以下の5つです。
- コンパクトなのにパワフル送風
- パワフルさと静音を両立
- 一年中活躍
- シンプルで直感的な操作パネル
- お手入れラクラク
それではそれぞれのポイントについて一つずつ見ていきましょう。
コンパクトなのにパワフル送風
コンパクトながらも驚くべき送風力を備えているのが、このモデルの特徴。従来のモデル(PCF-C15T)と比較すると、到達距離が16mであったのに対し、PCF-SC15とPCF-SC15Tはなんと25mと7mも延ばしています。
また、適用可能畳数についても、以前の製品が8畳だったところを18畳と10畳も広範囲にわたる換気に対応できるように進化しています。しかも本体のサイズは従来のモデルとほぼ変わっていません。
その秘密は特別な形状を持つスパイラルグリル。空気の流れを巧みにコントロールして、より直線的で高速な気流を実現し、ジェット気流のような効果が発揮されています。その結果、風は一直線に集中され、より遠くまで到達することが可能となっています。
パワフルさと静音を両立
運転時の音はわずか35dBと、図書館でも安心して使えるほどに静かです。その秘密は羽根の独自の形状にあります。羽根の表面積を広げることで多くの風を捉えて効果的に送風するため、立体的なデザインの羽根が力強い風を生み出す原動力となっています。
その一方で独特の形状は風の抵抗を最小限に抑え、運転中の風切り音を静かに抑制する役割も果たしています。動作音が静かなので、就寝時に使っても快適な睡眠を阻害しません。
一年中活躍
一般的には夏場に使用されることの多いサーキュレーターですが、PCF-SC15とPCF-SC15Tは一年を通して活躍してくれるのも特徴的です。
夏場はエアコンと併用して効率的に部屋の温度を下げ、冬は逆に暖かい空気を循環させて部屋を暖めるのに役立ちます。スパイラルグリルによる独特の気流で、風が遠くまで届くので窓を開けて換気するのにも使えます。
特に上下の首振りにも対応しているPCF-SC15Tなら、部屋干しの洗濯物の乾燥を助ける使い方もできます。このように季節を選ばず活躍してくれるサーキュレーターとして人気です。
シンプルで直感的な操作パネル
PCF-SC15とPCF-SC15Tの操作パネルはどちらもシンプルな配置で、直感的に操作することが可能なデザインとなっています。ボタンを押すだけの簡単操作で、誰でも手軽に使用できます。
また、すべての操作は付属のリモコンでも行うことができます。扇風機やサーキュレーターの中には、本体の操作パネルでしか操作できない商品も多いので、地味に助かるポイントです。
お手入れラクラク
前面のカバーは簡単に取り外せるので、お手入れの手間も少なくて済みます。扇風機のカバーは外しにくい物も多いので、外しやすい構造になっているのは便利です。
まとめ
アイリスオーヤマのサーキュレーターアイ PCF-SC15とPCF-SC15Tの違いは、上下の自動首振りに対応しているかです。上下方向の首振り機能が不要なら価格の安いPCF-SC15も十分ですし、室内干しなどをよく行う方やお部屋の空気をしっかり循環させたい方はPCF-SC15Tがおすすめです。
どちらのモデルもコンパクトながら18畳のお部屋まで対応している、パワフルなサーキュレーターです。一年を通して活躍の場があるので、コスパにも優れていると言えるでしょう。
▼上下首振りなしのPCF-SC15はこちら▼
▼上下首振り対応のPCF-SC15Tはこちら▼